ドライアイとは
ドライアイとは、目の表面を覆っている涙液が不足している状態を指します。涙液は目の表面を潤し、汚れや細菌を洗い流す役割がありますが、ドライアイの場合は目が乾燥し、かゆみや痛み、目の疲れなどの症状が現れることがあります。
ドライアイの原因
ドライアイの原因は様々で、加齢、目の疲れ、環境の乾燥、風邪薬や抗アレルギー薬の副作用、自己免疫疾患などが挙げられます。また、パソコンやスマートフォンなどを長時間使用することで、まばたきの回数が減少し、涙液が蒸発してしまうこともドライアイの原因の一つです。
ドライアイの診断と治療
ドライアイの診断は、目の症状や涙液の量・質などを調べる検査が行われます。
治療法としては、人工涙液を含む各種点眼液、まばたきの回数を意識すること、加湿器を使うことなどが挙げられます。また、原因が自己免疫疾患である場合は、その疾患の治療が必要です。
ドライアイの予防
予防法としては、まばたきの回数を意識すること、スマートフォンやパソコンを使用するときは、適度な休憩をとること、加湿器を使うこと、適度な水分補給をすることなどが挙げられます。
最後に
ドライアイは症状が軽い場合でも、長期間にわたって放置すると、目の表面に傷がつくなど、重大な問題に発展することがあります。そのため、症状が現れた場合は、早めに医師の診察を受け、適切な治療を行うことが大切です。